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登録日:2016/01/29 Fri 01 53 14 更新日:2022/06/06 Mon 20 58 09NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 J OG SRW すし詰め状態 アル=ヴァン・ランクス スパロボ スパロボJ スーパーロボット大戦 ネタバレ項目 バンプレストオリジナル フューリー ラフトクランズ ラースエイレム リア充 優柔不断 反則 師匠 斬艦刀 満員 漢 石川英郎 騎士 サイティング終了。 許せよ、この場に居合わせたお前たちが不運だったのだ。 せめて苦しみや恐怖もなく終わらせてやろう 『スーパーロボット大戦J』の登場人物。 CV:石川英郎(OGシリーズ) 【概要】 本作に登場するオリジナル敵勢力「フューリー」の民であり、グ=ランドン・ゴーツ率いるフューリア聖騎士団に所属する騎士。 乗機はラフトクランズ。 フューリーの皇女であるシャナ=ミア・エテルナ・フューラの従兄にあたる。 約40億年の眠りから覚めたフューリーの戦力を整えるために本編開始以前から地球で活動しており、身分を偽って地球連合軍に在籍していた。 その頃にカルヴィナ・クーランジュと恋に落ち、彼女と共にアシュアリー・クロイツェル社へと入社した。 同社の月支部で兵器開発プロジェクトにかかわっていたが、それは地球侵略の任務の為にアシュアリー・クロイツェル社を利用していたに過ぎず、その目的のためにカルヴィナをも犠牲にする非情な決断を下す事となり、証拠隠滅に月支部を開発施設ごと破壊、その結果カルヴィナを除くスタッフが全員死亡した。 ちなみに本編での会話から判断するとカルヴィナだけは殺さずに見逃していた節があり、のちに彼女と再会した際には「どこか別の場所で生きていて欲しかった」と吐露していた。 その後、師匠であり、紫雲統夜の父親であったエ=セルダ・シューンがフューリーの地球侵攻を阻止するためにラースエイレムキャンセラーを密かに開発。加えてアシュアリー・クロイツェル社で友人となった開発者フランツ・ツェッペリンと共に主人公機を開発し、対フューリーの唯一の切り札を生み出していた。 裏切り者の粛清を命じられたアル=ヴァンは断腸の思いでエ=セルダを手にかけてしまい、カルヴィナの件もあって自身の心に暗い影を落としてしまう。 意図しなかったとはいえ、上記の行動によって結果的に統夜およびカルヴィナとの因縁を作る事となり、のちの本編に至るまで尾を引く事となる… 【劇中の活躍】 フューリーが40億年以上かけてテラフォーミングした地球移住の障害となる地球人の排除を命じられ、そのための戦力増強と部下達の戦闘訓練を地球のアシュアリー・クロイツェル社で完了させたのちに本格的な活動を開始した。 本編の序盤では、総代騎士であるグ=ランドン・ゴーツの指示で指揮官として作戦の指揮を執って弟子のジュア=ム・ダルービと共に特務分艦隊と戦闘を繰り広げた。 当初はラースエイレムの恩恵で有利に運んでいたが、エ=セルダが実験体の3人娘に託したラースエイレムキャンセラーを搭載した主人公機の存在によってフューリーの戦力が徐々に押され始め、更にはその機体の搭乗者の素性が自身と因縁のある主人公だと事を知ってしまう。 その一方で、女騎士フー=ルー・ムールーが裏方で人類同士を共倒れさせる作戦を順調に進めていた。 「おろかな…フー=ルーの仕掛けに踊らされたとはいえ、何故かくも同胞同士で殺し合うか、種としての未来を自ら閉ざすか。地球人よ…」 「あはははは、地球人はやはり滅びたがっているのですよ。おかげで俺達は楽が出来る」 「自ら手を汚さぬ戦いを、喜ぶ気にはなれぬ」 「なるほど、それでこうして最後の仕上げに出て来られる。さすが我が敬愛する師にして主、アル=ヴァン様」 「騎士なら軽口を叩くな。行くぞ」 「ははっ!」 中盤では主人公との決着を付けるため、オーブで連合軍に追い詰めれていた特務分艦隊に攻撃を仕掛けた。 だが、主人公との一騎打ちで相打ちという形でお互いの機体が大破してしまった。 そして、この時点で地球人の排除に迷いが生じ始めたアル=ヴァンがフューリーと地球人との関係を話そうとしたところ、その様子を見かねたジュア=ムに制止され、更に追い打ちをかけるかのごとく乗っていたラフトクランズが戦闘のダメージで爆散、ジュア=ムと共に爆発に飲み込まれてしまった。 その後、奇跡的に生還して本拠地に戻ったのだが、前述の件に加え、地球侵攻の再考をグ=ランドンに申し出た事が原因で彼の不興を買い、指揮官の座をはく奪される形で失脚した末に姿を消してしまう。 これ以降はしばらく登場せず、残されたジュア=ムは準騎士から騎士に昇格、フー=ルーが後任の指揮官となっていたのだが、自身の失脚はジュア=ムの心に深い傷を負わせ、彼が終盤に至るまで騎士にあるまじき暴走を繰り返す要因になる等、フューリーに強く影響を残した。 【以下、ゲームの後半のネタバレにつき閲覧注意】 遠き古の罪業をまたも繰り返すか、グ=ランドン! 最終話にて、グ=ランドンに苦戦する主人公達の救援に駆けつけ、妄執にかられ敵も味方も関係無く全てを道連れにしようとするグ=ランドンに反旗を翻し、フューリーと地球双方の未来のために戦うことを決意したのである。 ステイシス・ベッドで眠っている同胞の生命エネルギーで無限に再生するズィー=ガディンの弱点がオルゴンエクストラクターである事を主人公達に伝え、彼らと共にオルゴンエクストラクターを全て破壊。 そして、主人公達との共闘によってグ=ランドンの暴挙に終止符を打つ事に成功した。 運命を受け入れよ。グ=ランドン総代騎士。千億の素粒子となって宇宙へ還れ…そこで同胞と相まみえるがいい その後、ズィー=ガディンが撃破されてもなお流出し続けるオルゴン・エナジーを止める為、主人公と共にガウ=ラ・フューリアの中枢部へと向かうのだが、アル=ヴァンの結末はルートによって異なる。 ◆統夜ルート/ヒロイン個別END ※ネタバレ注意 統夜との連携で中枢部を破壊した後、爆発の余波からステイシス・ベッドのある中核部を守るため、そして罪を償うために自らを盾にする事を決意。 自らを犠牲にしようするアル=ヴァンに反発した統夜が同行しようとしたところ… アル=ヴァン「貴様…この未熟者がっ!」 統夜「な、何…!?」 アル=ヴァン「騎士の勤めを何だと心得る! その娘を…お前を慕う者を道連れにしてまで、一時の面目を通すのか!?」 同乗しているヒロインをも巻き込んでまで自身と運命を共にしようと統夜を一喝。 アル=ヴァン「他者を、弱き者を守ることが、剣を持つ者の使命だ! それを忘れ安易に死ぬるは、最も卑怯な振る舞いと知れ! 紫雲統夜、騎士道不覚悟!」 統夜「俺の、使命…」 アル=ヴァン「生きていれば戦いはある。君は学んだはずだ」 統夜「…アル=ヴァン…俺は…」 アル=ヴァン「行ってくれ。そして二人で生きろ」 アル=ヴァンに諭された統夜は騎士としての勤めを果たすために離脱。そして… エ=セルダ殿、ご覧になれますか? あれが未来に生きる者…愛する者と共に行く、勇おし魂、あれこそ我らが血、我らが、種…… フューリーと地球の未来を守るための人柱となったアル=ヴァンは騎士としての役目を終え、亡き師匠への想いを口にしながら閃光の中へと消えていった… ◆統夜ルート/ノーマルEND ※ネタバレ注意 別名ハーレムEND。 個別ENDと異なり、シャナ=ミアが3人娘の代わりに統夜の機体に同乗していた。 中枢部を破壊した後、シャナ=ミアを統夜に託して個別ENDと同様に自ら人柱になろうと決意。 統夜とシャナ=ミアに離脱を命じようとしたその時… カティア「統夜ーーっ!」 統夜「カティア!?」 フェステニア「大丈夫、統夜!? まだ生きてる!?」 アル=ヴァン「何!? ラフトクランズだと!?」 統夜「お、お前ら!」 メルア「ウリバタケさんが乗せてくれたんです、動かし方は(機体名)と同じだからって!」 何と3人娘全員が最終決戦前に鹵獲しておいたもう1体のラフトクランズに乗って現れた。 すると、統夜はアル=ヴァンを3人娘が搭乗しているラフトクランズに乗せ、無人となったラフトクランズを盾にして全員生還させようと考えていた。 そして、それを拒否しようとしたアル=ヴァンに対し… 統夜「生きてつぐなえよ、アル=ヴァン! あんたには守る人がいるんだろう、俺と同じだ!」 シャナ=ミア「統夜…」 統夜「だったら生きろ! 守るべき人を残して簡単に死ぬのが、あんたの騎士道か!? 父さんなら、きっとこう言うはずだよ……アル=ヴァン・ランクス、騎士道不覚悟!」 アルヴァン「……」 統夜「アル=ヴァン!」 アル=ヴァン「統夜…君に従おう」 皮肉にも個別ENDとは逆に統夜に一喝されたアル=ヴァンはシャナ=ミアの為に生き残ることを決意。 シャナ=ミア「アル=ヴァン! それでは、逃げて下さるのですね!?」 アル=ヴァン「心得違いでした、シャナ=ミア様。アル=ヴァン・ランクス、一生の不覚です…統夜、君の叱責、肝に銘じよう。決して忘れぬ」 統夜「う、うん。無事脱出できてからにしようよ、アル=ヴァン。さあ、早く!」 アル=ヴァン「承知した!」 統夜「出します、シャナ=ミアさん! 機関全開、全速離脱!」 シャナ=ミア「はい!」 アル=ヴァン「従者諸君、狭いだろうが、少しの辛抱だ」 カティア「い、いえ。それほどでも」 フェステニア「だだ、大丈夫だよ、うん」 アル=ヴァン「安心しろ、君達は断じて死なせはしない。統夜から託された君達の命、誓って守り参らせる」 メルア「えっと…が、がんばってくださいね」 統夜「行くぞみんな! 俺達は…生きて帰るんだ!」 無事に生還した後は、フューリー自治議会代表となったシャナ=ミアの補佐として地球側と会談していた。 ちなみにその時のアル=ヴァンはスーツ姿だったとの事。 戦役後、難民に指定されていた124万人のフューリーの民の地球圏受け入れに関して、地球側は前向きな姿勢を示すと共に今後の受け入れ計画を早急に話し合うことで合意した。 ◆カルヴィナルート ※ネタバレ注意 こちらはどのENDでもアル=ヴァンが生存する。 中枢部を破壊した後、統夜ルートと同じく自らを犠牲にしようとするアル=ヴァンに対し、カルヴィナは… カルヴィナ「いやよ!またあなたを失えって言うの!?また一人になれなんて、そんな残酷なこと、どうして言うのよ!?」 アル=ヴァン「カルヴィナ…君の言うとおり、残酷な事を言っているな。だが、君に死んでほしくないんだ」 カルヴィナ「どうして…どうしてわからないの!? 私が今日まで生きてきたのは、あなたがいたからなのに。敵でも仇でも、殺したいほど憎んでも! あなたがいたから!」 アル=ヴァン「カルヴィナ…」 カルヴィナ「あなたに死なれたら…今度こそ私、生きていけない…! アル=ヴァン、どうしてそんな、ひどいこと言うのよ! お願い、一人になんかしないで! お願いよ!」 アル=ヴァン「頼む、カルヴィナ。つぐなわせてくれ。多くの地球人を、そして同胞を殺戮した、この血塗れの体。剣を預かる者として、自らを罰さなければならない」 カルヴィナ「アル=ヴァン…アル=ヴァン…!」 アル=ヴァン「君が許してくれて、本当に嬉しかったよ。これで救われた…ありがとう」 カルヴィナ「…だったら、私も一緒にいさせて」 罪滅ぼしのために一度は死ぬ覚悟でいたのだが、カルヴィナの必死の説得により生きて償う事を決意した。 アル=ヴァン「カルヴィナ…君を死なせないと、約束していたな。最後の約束も守れないような騎士では、死ぬ価値すらない」 カルヴィナ「アル=ヴァン…」 アル=ヴァン「生きてつぐなおう。百万の贖いが待っているとしても…耐えてみせるよ」 カルヴィナ「ええ…ええ!」 アル=ヴァン「愛している、カルヴィナ」 その後、地球側との会談を終え、月面都市の復興の為にカルヴィナと共に月へ旅立とうとしていた。 ちなみに個別ENDでは3人娘の1人がカルヴィナの秘書として同行している。 カルヴィナ「ね、アル=ヴァン。こう考えたことは無い?フューリーが40億年前に、地球に生命を運んできた。40億年たって、そのフューリーのおかげで、私達が出会ったの。すごい巡り合わせだなって」 アル=ヴァン「そうだな・・・不思議な話かもしれん」 カルヴィナ「どんなに遠い存在でも、巡り合うときがある。月のフューリー達がこの世界と出会って、どう思ってくれるかしら」 アル=ヴァン「まずは語って聞かせるさ。私と君のことをね」 【OGMD】 今作では立ち回りが大きく変更されている。境遇は主にJにおけるカルヴィナルートに準拠。 乗機の名称がラフトクランズ・アウルンに変更された。 純血を尊び地球人を見下す考え方の根付くフューリーにあって、地球人との融和を模索する「同化計画」には懐疑的な立場を取っていた。 アシュアリーには「アリスター・リンクス」という偽名で入り込んでいて、この頃にカルヴィナと交際しており、お互い「アリー」「カリン」と愛称で呼び合うほどの仲だった。 このことが理由で地球人に対する蔑視の考え方はなかった。 その後、逼塞した事態を打開しようとグランティードを持ち出した師エ=セルダを止めるべく出撃。 武技の師を相手に互角の戦いを繰り広げていたが、鍔迫り合いに持ち込まれたところに背後からいきなり撃ってきたカロ=ランの奇襲を受け、エ=セルダは負傷。それでもゴタゴタの隙をついて月面に出た彼を追い、アル=ヴァンも外へ飛び出した。 だがこの時、グ=ランドンの命令で同化計画の拠点でもあったアシュアリー・クロイツェルを諜士のソ=デス・ズォーが襲撃しており、アシュアリーは既に壊滅状態となっていた。 ソ=デスはエ=セルダが退け、生き残っていたカティアとメルアは彼が保護して地球へ向かったが、アル=ヴァンが駆けつけたのはすべてが終わった後だった。 しかも折り悪く、予定を早めてテスト飛行していたカルヴィナとテニアの乗るベルゼルートが戻ってきたため目撃されてしまう。 事情が事情だけに素性を明かすことも背景を説明することも出来ないまま、やむなくその場を撤退したものの、これが原因で長らくカルヴィナから仲間の仇として狙われることになる。 その後はグランティード奪還の傍ら、カルヴィナの誤解を解いて彼女を保護しようと悪戦苦闘していたが、憎しみに支配された彼女は聞く耳を持たず、最後の激突で真相は伝えたもののフー=ルーの介入で撤退を余儀なくされた挙句、騎士団からも除名され幽閉の身となる。(カルヴィナの誤解はその後、グランティード奪還任務を終えたソ=デスとの戦いで解けている) それからしばらくはガウ=ラの独房にいたが、鋼龍戦隊が衛星軌道に出現したガウ=ラに攻め込んで来た際にフー=ルーによって外に出され、トーヤ達と共に戦うシャナ=ミアを守るべくラフトクランズ・アウルンで出撃、戦隊に合流する。(もっとも、これが原因でジュア=ムが完全にキレて暴走することになったが……) すべてが終わった後はカルヴィナとも復縁、フューリーの騎士としてゾヴォークに向かう同胞達を守り続けることになった。 【関連人物】 グ=ランドン・ゴーツ フューリア騎士団の長。 当初は彼の命令には忠実であったが、次第に彼の徹底した種族至上主義に疑念を抱き、最終的に離反した。 ジュア=ム・ダルービ フューリーの準騎士。 師匠であるアル=ヴァンを強く尊敬しており、彼が失脚した際には精神的ショックを受けて凶暴化。 結果的にその原因を作った主人公達に対して憎悪を爆発させた。 この点だけを見れば、曲がりなりに強い忠誠心と言えるが、本質的には忠誠心を通り越して狂信、あるいは盲信とも言っていいレベルに達しているともとれる。 フー=ルー・ムールー フューリーの女騎士。 失脚前から登場しているものの、アル=ヴァンと直接絡む描写は無い。 アル=ヴァン程ではないが、フューリーにおいてはマトモな人格の持ち主であり、アル=ヴァンの失脚後はグ=ランドンやジュア=ムの暴走ぶりに振り回される羽目になる。 シャナ=ミア・エテルナ・フューラ フューリーの皇女である従妹。 友好的な性格であり、創造主の名の下で地球人を滅ぼして地球に移住しようとするフューリーの現状に心を痛めている。 エ=セルダ・シューン 師匠であり、「大戦の英雄」と呼ばれたフューリーの騎士。 本編開始前にフューリーを裏切った彼をやむなく手にかけてしまう。 紫雲統夜 エ=セルダの息子である男主人公 当初はエ=セルダに息子がいた事実を知らず、中盤以降で統夜の存在を初めて知る事となる。 エンディングによってアル=ヴァンと統夜の立場がある意味で逆転してしまう。 カルヴィナ・クーランジュ かつての恋人である女主人公。 アシュアリー・クロイツェル社での一件で結果的に彼女の人生を狂わせてしまい、本編で再会した際には当然激しい憎悪を向けられてしまう。 その経緯から幾度も交戦するも、彼女への愛を捨て切れておらず、自分達のもとへ来るよう説得を試みる場面もあった。 エンディングでは復縁を果たしている。 カティア・グリニャール、フェステニア・ミューズ、メルア・メルナ・メイア 幼い頃にフューリーに誘拐され、実験体として育てられた地球人の少女達。(OGMDではトーヤと同じく地球とフューリーのハーフに変更された) とある場面では3人全員でアル=ヴァンと一緒にぎゅうぎゅう詰めでラフトクランズのコクピットに乗りこんでいた。お前ら爆発しろ! フランツ・ツェッペリン アシュアリー・クロイツェル社時代の友人。 アル=ヴァンの正体に気づいていた模様。 【備考】 アル=ヴァンがフューリー再興のために尽力し続けてきた騎士であることは覆しようのない事実である。 しかし、そのためにとった手段は全く褒められたものではなかった。 シャナ=ミアやエ=セルダに次いでフューリーの中では良識的な人物であるが、弟子の教育に関してはプレイヤーからは疑問視されており、本編後半で弟子のジュア=ムが騎士とは思えない暴挙を繰り返した点を考慮すると、人間的にどこか中途半端な部分があったと思われる。 自身が失脚したのが一番の原因であるが、それ以前から軽率で自惚れが強いジュア=ムの悪癖を直すような事をせず、叱責する時でさえも強く咎める事なく口頭注意だけで済ませる等、詰めの甘い部分もある。 のちの『第2次スーパーロボット大戦Z』に登場した騎士であるシュバル・レプテールやジェラウド・ガルス・バンテールと比べると、騎士としての器や指導がイマイチだったのかもしれない。 おまけにカルヴィナとのイベントに代表されるように、本編の描写を見る限りでは、公私混同が見え隠れしている優柔不断ぶり、目の前の相手には優しくできても大きな目線で自分の行為を省みられない想像力の欠如を見せていた。 【余談】 アル=ヴァン専用ラフトクランズの必殺武器の元ネタと思われるダイゼンガーに乗るゼンガー・ゾンボルトとは、大剣(というより斬艦刀)使いという共通点や、騎士であるアル=ヴァンに対してゼンガーは武士、 良くも悪くも優柔不断なアル=ヴァンと良くも悪くも己の道を突き進むゼンガーという好対照性から、両者の対決に期待するファンも多い。 そして、OGMDでどのように絡むか… ※発売からあまり日が経っていないため収納 我が名はゼンガー・ゾンボルト! フューリーの騎士よ、いざ尋常に勝負! (ついに彼と刃を交える時が来たか…!) 望むところだ!アル=ヴァン・ランクス、いざ参る! 大方の予想通り、親分との専用会話が用意された。 斬艦刀・雲耀の太刀vsオルゴナイト・バスカー・ソードで待望の斬艦刀対決が見られる。 ()内のセリフはこの対決を待ち望んでいたファンの心中を代弁しているようにも見える。 …それ以外には特に絡みが無いのが残念だが。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最終決戦に援軍として出るけど距離が妙に離れているうえに機体が改造されていないため大して活躍できず援軍になっていない人 -- 名無しさん (2016-01-29 03 11 49) アークセイバーで比較するならシュバルの方じゃね? -- 名無しさん (2016-01-29 03 22 53) 戦場は芝居をする所ではござらぬ、の一言に尽きるスパロボの騎士様の代表格。悪人ではないが、いろいろとだらしない男。 -- 名無しさん (2016-01-29 05 29 32) ↑ただ主人公機の改造引き継いだらエライことになるからな。せめて武器だけでもとは思うが -- 名無しさん (2016-01-29 06 02 30) どうもカルヴィナには尻に敷かれる未来しか見えないw -- 名無しさん (2016-01-29 06 57 36) ↑個人的に彼は戦いから完全に離れて専業主夫でもやってる方が遥かに幸せそうに思える。・・・で、女房がピンチになったら昔取った杵柄で無双して惚れ直させるのよムフフ・・・ -- 名無しさん (2016-01-29 08 31 49) 優柔不断ってイメージより精神的に未熟な部分があるってイメージ持ってたな -- 名無しさん (2016-01-29 12 22 19) もしかしてモチーフはアナベル・ガトー? -- 名無しさん (2016-01-29 12 55 55) ↑5 アプリカント「引き継ぎましたが何か?」 それぐらいやってくれなきゃ最終決戦で戦えないのは確かだが…うーん。 -- 名無しさん (2016-01-29 13 14 18) 自分も鼻っ柱強かったシュバル卿と違って、優等生タイプで問題児がどうして問題起こしたりどう矯正したらいいか判らなかったんだろうなぁ。 -- 名無しさん (2016-01-29 16 27 30) ラースエイレムが卑怯なのは確かだけど、その使用で人間性にケチつけるのはどうだろう。プライドを優先して部下に被害を出したり、自分たちの存在が漏れたりしたら、指揮官として問題外だし… -- 名無しさん (2016-01-29 17 22 55) ラースエイレムについては言いがかりなので削除。あとイベント全文乗せるのはやり過ぎだろ…… -- 名無しさん (2016-01-29 17 32 37) ↑2 そもそも古風な武人と近代の軍人というのが食い合わせ悪すぎって前提がある上にラースエイレム自体が雑なチートだからな。彼個人の人格を別にしても『フューリー』って枠組み自体がピエロなのが問題 -- 名無しさん (2016-01-29 17 37 09) ちゃっかり美味しい思いしてるみたいで殺された会社の同僚浮かばれなそう -- 名無しさん (2016-01-29 19 27 58) てかジュア=ムやフー=ルーの記事はだいぶ前からあったのにアル=ヴァンの記事がまだ無かった事に驚き。 -- 名無しさん (2016-01-30 00 01 16) ダイゼンガーとのバトル、期待してるぞ! -- 名無しさん (2016-01-31 02 15 32) 結構、不評な意見多いのね。個人的にはアークセイバーは悪びれないのが釈然としない面もあったから良くも悪くも人間臭いこの人は結構好きなんだが -- 名無しさん (2016-02-01 10 55 50) ゼンガーと生身の勝負も見たいが白兵戦になる場面ないよなぁ -- 名無しさん (2016-02-05 12 15 51) ↑8 だからと言って虐殺していいってわけでもないと思うがね -- 名無しさん (2016-02-05 19 26 58) ↑平気な顔して侵略、略奪行為に励む誇り高い騎士とかもいるからそのくらい無問題よ -- 名無しさん (2016-02-05 19 47 17) リデザインされても服の色毒々しすぎて吹くw毒キノコみたいだ! -- 名無しさん (2016-02-23 03 43 22) 騎士の手甲(ガントレット)的名デザインなんだろうけど、左手が義手みたいにも見えるな -- 名無しさん (2016-02-24 17 40 42) 総代のじじぃぃッ!! -- 名無しさん (2016-03-24 16 02 09) 石川さんか。生真面目だけど妙~にドギマギした感じの声がそれっぽい気がするw -- 名無しさん (2016-03-24 21 07 24) トウヤァ! 俺にとってお前は新たな光だぁ! -- 名無しさん (2016-03-25 07 33 18) ↑×1うむ。アシュアリーの人間を全滅させたが、カルヴィナだけ(OGだとテニアも)見逃したcv石川英郎だとやはりね… -- 名無しさん (2016-03-25 07 50 04) 「よく勉強しているな・・・まるでサイトロン博士だ」 「許せカルヴィナ・・・これで最後だ・・・」 -- 名無しさん (2016-03-25 09 21 36) 「よせ お前のラースエイレムは人前で見せるものではない」 -- 名無しさん (2016-03-25 10 09 34) 「お身体に触りますよ…」これを言うとしたらジュア=ムか? -- 名無しさん (2016-03-25 19 07 56) 今なら「許せテニア。柔拳法・八卦六四掌」 -- 名無しさん (2016-03-25 19 24 12) 「統夜ェ!お前はフューリーにとっての新たな光だ!」 -- 名無しさん (2016-03-28 10 35 38) アル=ヴァン「許せ、テニア。また今度な」 テニア「アル=ヴァン、いつもそればっかりじゃん」 -- 名無しさん (2016-04-05 18 23 21) ノーマルENDでのみ、彼が助かるというのは、なんと迷わせる分岐であることか……; 女をとるか、ライバルをとるか……あああああ(錯乱 -- 名無しさん (2016-04-05 18 50 37) 案の定、怒涛のナルトスイタチネタで草 -- 名無しさん (2016-04-06 10 59 26) ま、アル=ヴァンの声がイタチで、テニアの声が幼少サスケだもの。 仕方ない。 -- 名無しさん (2016-04-11 09 50 58) >テニアの声が幼少サスケ それは知らんかったw -- 名無しさん (2016-06-05 10 14 57) OGMD冒頭のセルダパパ(声がゲルマン忍者)との戦いかっけぇな -- 名無しさん (2016-06-29 23 08 13) 我らが親分との一騎打ちは最高だった…まさに騎士と武士の真剣勝負 -- 名無しさん (2016-07-09 03 50 56) 全然触れられないけどこの人シャナ=ミアの従兄だから何気に現皇帝のしかも四親等というとんでもない身分なんだよなぁ -- 名無しさん (2016-07-09 10 51 49) エースボーナスの愛戦士っぷりに吹いた -- 名無しさん (2016-07-09 12 03 42) ↑しかも最初から「愛」をツインで覚えている。もうカルヴィナと組めと言わんばかりの仕様w -- 名無しさん (2016-07-09 20 39 41) でもMDやってない俺ですら、必殺技の射程が絶望的に違う事はわかるんですが…w -- 名無しさん (2016-07-09 20 58 00) 攻略サイトとかでも考察されてるけど実はカリンよりも統夜との相性が最高だったりする。それこそ敵陣に突っ込んで無双できるレベル -- 名無しさん (2016-07-09 21 02 29) 今作のカリンさん、サリーちゃんと相性良すぎて無双しちゃうからなあ -- 名無しさん (2016-07-09 23 44 32) ラフトクランズをフル改造するとバスカーソードが威力7800というイカれた性能 加入するのが遅すぎてアビリティを揃えないのが玉に瑕 -- 名無しさん (2016-07-10 16 01 04) つまり 統夜xアル=ヴァン、カリンxサリー・・・ -- 名無しさん (2016-07-11 00 38 35) ↑ ムーン・デュエラーズだと統夜 カリンのベストパートナーがこの二人になると思う -- 名無しさん (2016-07-11 00 55 44) 石川英郎と聞いて一瞬誰だか分からなかった… 加工がキツくて分かりにくいけどこの人遊戯王5D sでZ-ONEやってた人だったのね -- 名無しさん (2016-07-12 22 52 10) ↑と言うかOVAシリーズのゲッターロボの流竜馬のひとだ -- 名無しさん (2016-07-14 02 17 53) ↑7 まあストーリー的にも父親の弟子⇆恩師の一人息子という接点マシマシな組み合わせだしね…コレで相性悪かったら逆に不思議な位だとは思う -- 名無しさん (2016-07-14 04 36 08) 仲間になってAB見て吹いた。この人といい某乙女座といい、騎士とは愛に生きるものなのか -- 名無しさん (2016-07-20 10 11 02) OGではJの頃と比べても大分行動が騎士らしくなったな。弟子を導けなかった点は展開の都合もあるししゃーない。 -- 名無しさん (2016-07-23 23 30 29) まぁ騎士道というには戦術や戦闘シーンの演出がちょいちょい「…」なのはもうラフトクランズやラースエイレムの仕様上フューリーってのがそういうもんだと思うしかないなw -- 名無しさん (2016-07-24 23 43 55) ↑そもそも国も星も違うからうちらの考える騎士道を当てはめたらアカンわな。 -- 名無しさん (2016-07-25 16 35 56) ↑それでも時間停止は卑怯だからみだりに使ったら死刑とかMDじゃ大幅にフォロー入ってる。Jのはチート前提のくせに何芝居がかった口上垂れてやがるって有り様だったのでこの改変は嬉しい。 -- 名無しさん (2016-07-25 21 07 04) ↑10 カティア自重しろ -- 名無しさん (2016-07-26 14 55 11) MDでの弟子との擦れ違いについて考えてみたが、劇中の言動から考えて最初から同化計画賛成派で忠義はシャナ=ミアに向いてたのは確実だよね。だけど騎士団の一員であるから総代の命令に忠実だったから、周りからは中立か反対よりの思想に見えてた可能性もあるわな……。表だって賛成してたら暗殺されてた可能性もあるけどキチンと最初からジュアムと話し合ってたら別の道もあったんじゃないかな -- 名無しさん (2016-08-16 03 12 00) 一番↑ 援軍が足を引っ張るのはスパロボでは良くあることだ… -- 名無しさん (2017-08-14 13 54 34) ↑2 最終的な融和には賛成してたけど、性急な計画には反対してたんじゃないかなあ。 -- 名無しさん (2017-08-14 17 16 30) 名前 コメント
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ヴァン=レ=シュアル SUC_VanLeSchalU.gif 魔族 男 23歳(人間の年齢に換算して) 身 長 175cm 体 重 62kg 3サイズ 書きません 一人称 俺 二人称 お前、あんた。名前特定時には呼び捨てかさん付け 性 格 陽気でかっこつけな性格。口は上手いが割と抜けていて憎めないタイプ 話し方 陽気な兄ちゃん風。男には冷たくあしらうような口調になる アドラントに居ついている淫魔族(インキュバス)の青年。旅鳥の止まり木亭でアルバイト兼用心棒をしている。 普段は冒険者を店に呼び込んだりしており、冒険者達には気のいい兄ちゃんとして映っている。 仕事そっちのけで困っている女性冒険者を口説いたり相談に乗っていたりし、時にはその冒険者と一緒に冒険に出かけてしまうこともある。 持ち前の甘いマスクと甘い台詞で女性をその気にさせ、精気を吸うこともあるという。 ただ、根っからのフェミニストのため女性に対しては攻撃を躊躇うふしがあるようだ。 データ ヴァン=レ=シュアル ヴァン, 男性, 魔族, AAAA, 120 特殊能力 術Lv1=非表示, 1 ハンターLv2=(フェミニスト) 男性, 1 ハンターLv-2=非表示 女性, 1 (フェミニスト)=解説 男性に対しての攻撃力が20%増加するが、女性に対しての攻撃力が20%減少する。, 1 140, 145, 143, 152, 174, 158, 強気 SP, 60, ひらめき, 1, 魅惑, 1, 集中, 13, てかげん, 21, 熱血, 30, 脱力, 56 OSC_0000_0168.bmp, -.mid # 女性に対して攻撃力の下がる奴です # そこ、ブ○ドルとかゆーな ヴァン=レ=シュアル ヴァン, (魔族(ヴァン=レ=シュアル専用)), 1, 2 陸, 4, M, 6000, 100 特殊能力 性別=男性 耐性=吸奪 弱点=光 有効=非表示 万 特殊効果無効化=魅乱憑凍恐 3900, 210, 800, 100 BABA, SUC_VanLeSchalU.bmp チャーム, 0, 1, 3, +20, -, 10, 100, AAAA, +20, 魔術無魅♀ スリープ, 0, 1, 3, +15, -, 10, 100, AAAA, +10, 魔術無眠精 吸血薔薇, 1100, 1, 2, +0, 10, -, -, AAAA, +0, P格実 マジックドレイン, 1200, 3, 5, +0, -, 20, -, AAAA, +0, 魔術奪 ドレインキッス, 1400, 1, 1, +20, -, 20, -, AAAA, +10, 射吸浸貫無R♀ 魔法の矢16連射, 1600, 2, 4, -10, -, 50, 110, AAAA, +0, 魔術連L16 # 対女性攻撃はあるものの攻撃力は実質20%下がるのでそんなに強くはならない # 何気にリアル系のパラになってる 製作者:シャアペン
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ヴァン・ホーテン家 Van Houten House” 目次 1 2 3 4 5 見出し1 10 Van Houten House ヴァン・ホーテン家 Level08 Start the “Thrillhouse Pt. 1” quest 60m, 35, XP4 Milhouse 2.見出し2 3 見出し3 記事内容3 4 注釈 注 5 関連リンク ウィキサイト内 外部リンク サイトトップ ページトップ 戻る
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4-034U ヴァン Chapter 4 バックアップ 風 コスト:2 空賊 (風)(D):バックアップ1体を選ぶ。それをアクティブにする。 カード別Q A 関連リンク
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叶えたい願い-ヴァン ◆ew5bR2RQj. 気が付いた時、男は教会の中に居た。 石造りの堅牢な建築であり、眩い太陽すらも屋根が遮っている。 壇上へと敷かれた赤い絨毯の上に男は立っていて、隣には純白のドレスを着た女がいた。 誰なんだろうと考えるが、思い出すことはできない。 気まずくなって顔を逸らすと、周囲に配置された長椅子が目に入った 一定間隔で配置されているそれには何人かの人達が座っている。 壇上から見て手前の席に座っているのは、夫婦と思われる一組の男女。 長い金髪に和装の男と、寄り添うように座っている短髪の女だ。 絨毯を挟んで隣の椅子に座っているのは、和服を着た十代と思われる姉弟。 姉の方はもう大人だが、逆に弟はまだまだ子供である。 面倒臭そうに座っている弟を、姉が宥めているのが印象的だった。 彼らの後ろの椅子では、二人組の青年が談笑している。 友人なのだろうか、二人はとても仲が良さそうだった。 そして、一番後ろには男と女が一人ずつ座っている。 一人は立派な髭を蓄えた中年の男性。 もう一人は明るい黄緑色の長髪をした若い女だった。 ここに来て、彼は結婚式の途中だったことを思い出す。 自分は新郎で、隣にいる女は新婦。 女が着ていたのはウェディングドレスで、椅子に座っている人達は来賓だ。 世界一愛していて、何よりも夢中な女。 そんな女と、自分は結婚する。 幸せの絶頂にいる自分達は、これから永遠の愛を誓い合うのだ。 女の歩調に合わせて、ゆっくりとヴァージンロードを歩いていく。 すると椅子に腰掛けていた人達が一斉に拍手を始める。 無数の拍手が贈られる中、男と女は壇上へと歩き続ける。 周囲の人々は何処かで会ったような気がしたが、ハッキリと思い出すことはできない。 会ったことがあるという認識だけが、ぼんやりと頭の中を渦巻いていた。 ついに壇上へと辿り着く。 身体をくるりと返し、座席を見渡せるように立つ。 後は互いの指輪を交換し、誓いのキスをするだけだ。 薬指に嵌めていた指輪を外した男は、隣にいる女と向き合う。 「……おい」 向き合って、気付かされる。 「なんでそんな顔してるんだよ」 女がとても悲しそうな顔をしていることに。 お嫁さんというのは、幸せで幸せで幸せの絶頂の時になるものだ。 だが、今の女は違う。 幸せの絶頂にいるはずの人間は、こんな悲しそうな顔をしない。 「分かってるよ、分かってるって、これは夢なんだろ」 とっくに気付いていた。 エレナは死んだ。 ■■■■は死んだ、ガドヴェドは死んだ。 レイは死んだ。シノは死んだ。縁は死んだ。巴は死んだ。光太郎は死んだ。信彦は死んだ。 死んだ奴は蘇らない。 だから、これは夢なのだ。 「……これは」 エレナが持っていたのは蛮刀だった。 エレナが遺した形見であり、自分の復讐を手伝ってくれた愛刀。 まだ戦えと言うつもりなのか。 せっかく用意したタキシードは血塗れになり、身体はボロボロな上に右目は欠けてしまっている。 もう、十分だろう、休ませてくれ。 そんな弱音を漏らそうとして、男はぐっと飲み込んだ。 まだ何も終わっていない。 シャドームーンとの決着も付けていないし、カギ爪の男を殺していない。 男の旅はまだ途中なのだ。 男はエレナを愛した。 エレナは男を愛した。 馬鹿で無鉄砲で乱暴で一途な男を、エレナは愛したのだ。 だから、男が自分を裏切るわけにはいかない。 自分を裏切るということは、エレナを裏切るということだからだ。 「悪いな、心配掛けた」 男は蛮刀を受け取ると、教会の出口へと進んでゆく。 夢は所詮、夢なのだ。 いつかは必ず終わりが訪れるのである。 「いってらっしゃい、ヴァン」 「ああ、いってきます」 そして、男は夢から醒める。 ☆ ☆ ☆ 「……ヴァン」 背後に現れた男を見て、翠星石は呆けたように呟く。 彼の傷は相当深く、そのまま死んだと思っていたからだ。 「まだ生きていたか」 傷だらけのヴァンを見て、シャドームーンはゴキブリのようだと評する。 つかさによって応急処置は施されているが、それでも完治には程遠い状態だ。 それなのに、ヴァンは敵意を剥き出しにしている。 ここまで傷付いて尚、ヴァンの瞳の中の炎は消えていなかった。 「いや、もしかしたら死んでたかもしれねえな」 先程見たばかりだというのに、夢の内容はハッキリと思い出せない。 多分、幸せな夢だったのだろう。 そのまま夢を見続けていれば、ずっと幸せなままだったのかもしれない。 「でもな、まだ何も終わっちゃいないんだ」 しかし、ヴァンは目覚めた。 目覚めたということは、夢の中の自分はそれを選んだのだろう。 だったら、突き進むだけである。 そもそも夫婦というのは、幸せも悲しみも分かち合うものだ。 夫が一人で幸せになるなど、妻に対する最大限の裏切りである。 「だったら死んでる場合じゃねえだろうがあああぁぁぁッ!!!!」 だから、ヴァンは吠えた。 全身を激痛に支配され、血液は足りず、視界は半分欠けている。 目の前に立ちはだかるのは創世王・シャドームーン。 ナイトのデッキは破壊され、彼に残された武器は一振りの剣だけ。 絶体絶命、しかし問題はない。 彼が持っているのは、世界で一番愛している人から託された剣なのだから。 「そうか。ならば二度と生き返らないように八つ裂きにしてやる」 距離を詰め、ヴァンへと斬り掛かるシャドームーン。 だが、その脚はすぐに止まった。 地中から伸びた無数の轍が絡み付き、シャドームーンの動きを阻害しているのだ。 「また貴様か、何度も何度も目障りな傀儡だ」 「お前を倒せるなら、何度だって繰り返してやるです!」 シャドームーンが強引に踏み出すと、轍は簡単に引き千切られてしまう。 それでも一秒だけシャドームーンを足止めできた。 背後を振り返る翠星石。 そこには蛮刀を握り締めたヴァンの姿があった。 チリン、と音が鳴る。 蛮刀の鍔から切っ先に掛けて青色の電流が迸り、刀身に円形の穴がいくつも開いていく。 天空を仰ぐように蛮刀を掲げ、袈裟懸けに一閃。 腰を下ろし、逆袈裟に一閃。 綺麗に繋がった剣筋は、空中にV字の軌跡を描く。 それは剣を呼び寄せるための合図。 本来なら封印されていたはずの行為だ。 一個人が運用する兵器としては強力過ぎるため、ギアスによってそれは禁じられていた。 しかし、ギアスは決して万能ではない。 クーガーが、後藤が、翠星石が自力で破ったように、ヴァンも絶対遵守の力に打ち勝ったのだ。 天が鳴き、地が動く。 次元を越え、空間を突き破り、神は裁きが飛来する。 天空の白を切り裂き、地面へと突き刺さる剣。 その剣の名は――――ダン・オブ・サーズデイ。 「ロボット……?」 背後に現れた鋼鉄の巨人を見て、翠星石は呆気に取られている。 オリジナル専用ヨロイの一機、ダン・オブ・サーズデイ。 全てのヨロイの開祖であり、刀を武器として戦う機体。 胸や脚を白い装甲が覆い、その隙間から黒い身体が見え隠れしていた。 それがヴァンに残された、正真正銘最後の剣だ。 ヴァンが何処に居ようとも、呼び寄せれば剣は駆け付ける。 例えここが世界の片隅に捨て置かれた小さな空間だとしても、だ。 王が己の騎馬を呼び寄せることができるなら、騎士が己の剣を呼び寄せられるのも当然だろう。 「ヴァン……」 いつの間にかダンの胸部へと移動しているヴァン。 胸部の装甲が床のように開き、その上に彼は立っているのだ。 「何の用だ」 「そ、その、翠星石が色々と迷惑を掛けちまったです。だから……ごめんなさい」 あからさまに不機嫌そうなヴァンの態度に、翠星石は意味もなく怯えてしまう。 しかし、それでも彼に謝罪しなければならなかった。 「……俺よりももっと謝らなきゃいけない奴がいるだろ」 それだけ吐き捨てると、ヴァンは視線をシャドームーンへと据える。 「それが貴様の本当の力か、面白い」 自らの何倍も巨大なロボットと対峙しても、シャドームーンに動揺や畏怖はない。 創世王は全世界を支配する存在。 頂に立つ者は、大衆の前で定期的に虎を殺して見せなくはならない。 逆らう者は圧倒的な力で叩きのめし、二度と歯向かう気が起きないように屈服させる。 そうすることで自らに刃向おうと思わせる馬鹿が出ないようにするのだ。 倒す相手が強ければ強いほど、その効果は上がる。 故にどんな強者が相手になったとしても、王は真っ向から捻じ伏せなければいけないのだ。 「行くぜ」 ヴァンは蛮刀を逆手に持ち替え、G-ER流体で構成された床へと突き刺す。 開いていた穴が塞がり、右手と蛮刀の柄が一体化。 胸部の装甲が閉じると同時にヴァンを機体の奥へと送り込み、薄暗い青色で彩られたコックピットを形成する。 「Wake Up! ダン!」 彼の合図により、一面の青は輝かんばかりの白へと変化する。 機体の黒い部分はG-ER流体の青に点滅し、それが収まると共にダンの目は赤色に染まった。 「掛かって来い、捻り潰してやる」 勢いよく刀を振り上げ、そのまま垂直に振り下ろすダン。 サタンサーベルを横に構え、剣撃を受け止めるシャドームーン。 たったそれだけのやり取りで、想像を絶する衝撃をもたらす。 地面は陥没し、粉塵が舞い散り、烈風が巻き起こる。 だが、それでも互いに微動だにしない。 己の剣に力を込め、全力で鎬を削り合う。 人間の何倍もの体躯を持つダンは、その大きさに見合った力を持つ。 それを相手にして尚、シャドームーンは互角に渡り合っていた。 「それで全力か、創世王さんよ」 「減らず口を叩いている余裕があるのか?」 空いている左腕を掲げ、シャドービームを照射するシャドームーン。 狙いはコックピット。 操縦者を直接潰した方が手っとり早いと考えたのだ。 「あるから言ってんだろ」 しかし、シャドービームは届かない。 コックピットに到達する寸前、白い障壁によって阻まれる。 メッツァとの戦いで会得した電磁シールドを展開したのだ。 シャドービームにエネルギーを割いたことで剣を握る力が弱まり、それが一瞬の隙となる。 その結果ダンの力が上回り、シャドームーンの身体を巨剣が押し潰した。 「シャドームーンさんを倒した……?」 「あの程度で倒れるなら、とっくの昔に翠星石がボコボコにしてるですよ」 翠星石が解説した瞬間、粉塵の中から翠緑の光線が伸びる。 「人形のように障壁を張ることが出来たか、下等な虫共の考えることは同じだな」 粉塵の中から現れたシャドームーンに目立った外傷は無かった。 自身の何倍もの大きさの剣に押し潰されたにも関わらず、シャドームーンは致命傷には至らない。 それどころか即座に反撃を仕掛けてくる始末だ。 「テメエの方がよっぽどゴキブリだぜ」 皮肉を吐きながら、ダンは再び刀を構える。 シャドームーンもその双眸でダンを見据え、静かにサタンサーベルを突き出す。 轟音が再び鳴り響く。 「つかさ、一旦離れるですよ!」 二人の激突は衝撃波を生み、周辺一帯に甚大な被害をもたらしていた 翠星石はバリアでそれを遮るが、彼らの激突は何度も何度も続いている。 翠星石には問題なかったが、つかさは身動きを取ることができない。 黒翼から龍の顎を伸ばし、その場に立ち尽くしているつかさを呑み込む。 間髪入れずに翼を広げ、衝撃波の届かない地点まで飛行する。 一度体勢を立て直す必要があると判断したのだ。 「ごめんね、やっぱり戦うことになると役立たなくて……」 「バカ! つかさがそんなこと心配しなくていいんです!」 「でも……」 二人が剣を打ち合う度に、爆発でも起きたのかと勘違いするような音が轟く。 衝撃波は届かなくても震動は伝わり、まるで断続的に地震が起きているかのようだ。 「……それなら、私と契約してくれますか?」 少しの間悩んだ後、翠星石はその言葉を口にする。 先程シャドームーンを足止めした際、翠星石は数秒は稼げると考えていた。 だが、轍は一瞬で引き千切られてしまった。 志々雄との契約を破棄したことで、茨が轍に戻ってしまったからだ。 今のシャドームーンを相手にするには、キングストーンとローザミスティカだけでは力不足である。 人間と契約しなければ、シャドームーンと渡り合うことはできない。 たった一度のやり取りだが、翠星石はそれを痛感していた。 「うん、私が役に立つなら力を貸すよ」 「ちょっ、いくらなんでも早過ぎですよ! ちょっとは悩まないのですか!?」 悩む素振りを見せず即答するつかさ。 翠星石にとってはありがたいが、あまりの即答ぶりに拍子抜けしてしまう。 こんな簡単に人を信用してしまって、この人間は大丈夫なのだろうか。 「だって、翠星石ちゃんが必要だと思ったんでしょ?」 「確かにそうですけど……。 お前を見てると、コロッと騙されないか不安になるです」 「ううん、翠星石ちゃんはそんなことしないって信じてるから」 屈託のない笑顔を浮かべ、つかさは翠星石の瞳を覗き込んでくる。 数秒の間、彼女達は互いを見つめ合う。 しかし恥ずかしくなったのか、翠星石は顔を熟れた果実のように赤く染めてそっぽを向いた。 「そそそそそそんな目で翠星石を見んなです! さっさと契約をするですよ!」 「う、うん。でも私はどうすればいいの?」 「この指輪にキスしやがれです」 左手を差し出す翠星石。 その薬指には薔薇の装飾が施された黄金の指輪が嵌められている。 キスと聞いてつかさは頬をほんのりと赤くするが、やがて決心したように指輪にくちづけをした。 「熱っ……」 翠星石の指輪が緑色に輝き、共鳴するようにつかさの左手も光に包まれる。 その光が収まった時には、つかさの薬指に鮮やかな緑色の花弁に彩られた指輪が装着されていた。 「力が……力が溢れてくるですよ……」 胸の前で手を組み、翠星石は目を瞑る。 するとその身体は様々な色の光に彩られ、まるで翠星石を祝福するように交じり合う。 翠星石の身体から溢れているのは、キングストーンの強烈過ぎる閃光ではない。 彼女の内側で眠る姉妹達の魂が放つ優しい色合いの光だ。 正規の手順で契約を結んだことで、翠星石の力は格段に強くなっている。 いや、それだけではない。 かつて水銀燈が蒼星石のローザミスティカを強奪した時、彼女の身体になかなか馴染まないという現象が起きた。 今の翠星石に起きているのはその逆。 ドールと媒介者が心の底から信じ合ってるからこそ、この輝きは生まれているのである。 兄貴分から力を託され、信じ合える友を得て、翠星石は本当の強さを取り戻した。 今の翠星石はキングストーンすらも乗り越える。 「じゃあ、行ってくるですよ」 お互いに笑い合い、翠星石は戦いへと戻る。 その足取りは何処までも軽かった。 「おおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!」 埒が明かないと判断したヴァンは、刀を分割して二刀流に持ち変えていた。 一撃は軽くなった分、手数が増している。 これで有利に事が運ぶと考えたが、シャドームーンはその上を行っていた。 一方の刀をサタンサーベルで受けつつ、もう一方の刀は格闘でいなし、隙を見せれば即座に反撃を行う。 シャドームーンの一撃は、ダンの頑丈な装甲すらも容易く破壊する。 煉獄を相手にした時のように、身長差など物ともしていない。 形勢はシャドームーンに傾きつつあった。 「貴様の力はその程度か、口ほどにもない」 頭上に迫る刃を最小限の動きで避け、カウンターの要領でシャドービームを発射する。 電磁シールドを展しようとするが間に合わず、シャドービームは左肩の装甲に着弾。 大きな爆発を起こし、その周辺を抉り取るように粉砕した。 シャドームーンの翠緑の双眼には、ダンの弱所がハッキリと映っているのである。 それだけではない。 マイティアイは相手を解析し、その全てを白日の下に曝す。 相手の一挙手一投足が情報であり、シャドームーンの改造された脳に収集されていく。 初撃では有効だった電磁シールドも、今は強度や発動までの時間が把握されてしまっている。 長期戦になればなるほど不利になっていくのだ。 「なら、これならどうだ!」 背中のブースターを駆動させ、上空へ飛び上がるダン。 そのまま二本の刀を一本に戻し、加速をつけて急降下しようとする。 だが、シャドームーンは同じ高さまで跳び上がってきた。 レッグトリガーの超振動による脚力を用い、ダンと同じ高度まで跳躍したのだ。 地上からおよそ百メートル。 シャドーチャージャーが明滅し、サタンサーベルの刀身にエネルギーが集合する。 ダンはとっさに防御しようとするが、シャドームーンの方が速かった。 キングストーンの加護を受けたサタンサーベルが、装甲が砕けて剥き出しになった左肩へと侵入する。 そのままサタンサーベルは機械を切り抜き、やがて出口へと到達した。 血液のように飛び散るG-ER流体。 ダンの左腕が切断され、地上へと落下した。 「ぐおおおおおぉぉぉぉッ!!」 ダンのダメージが電流となり、操縦者へと襲い掛かる。 耐え難い苦痛であったが、ヴァンは操縦桿になった蛮刀の柄を握り締めて堪えた。 しかしそんなことは関係ないというように、シャドービームの体勢を取るシャドームーン。 この一撃が命中すれば、ダンであっても破壊は免れないだろう。 「しゃんとしやがれです!」 シャドームーンの身体を真下から成長した巨大な植物が呑み込む。 下を向くと、植物の根本に翠星石の姿があった。 腰に刀を溜め、即座に急加速するダン。 そのまま居合い切りの要領で刀を抜き、拘束されているシャドームーンに一閃を加える。 巨剣の斬撃を喰らったシャドームーンは、為す術なく地上へと落下した。 「大丈夫ですか!?」 「……うるせえ」 翼を広げて横に並んでいる翠星石を一瞥し、ヴァンは不愉快そうに吐き捨てる。 そんな態度に翠星石は文句を付けようとするが、真下から放射された光線がそれを阻害した。 ダンと翠星石を同時に狙ったものであり、拡散されているため威力は削がれている。 それでも元の威力が高すぎるため、直撃すればただでは済まなかった。 「クソッ、なんて野郎だ」 必死に操縦桿を動かし、網のように張り巡らされたシャドービームを避け続ける。 避け切れない分は電磁シールドで相殺するが、それでも限界があった。 直撃する度に装甲は削れ、内装が剥き出しになっていく。 シャドービームの性能は威力や飛距離等、あらゆる方面で大きく向上している。 しかし一番の問題は技の威力ではなく、発射口であるシャドームーン自身の異常な耐久力だ。 首輪の爆発に巻き込まれても、ダンの斬撃を受けても、シャドームーンは立ち上がってくる。 それに加えて、キングストーンによる回復力も驚異だ。 シャドームーンを倒すには、一撃で相手を葬るような大技が必要なのだ。 「……」 シャドービームの追撃を抜け切り、ヴァンは極限まで張りつめていた緊張の糸を僅かだが解す。 全身を覆っていた装甲は大半が砕け、G-ER繊維で形成される肉体が剥き出しになっていた。 今のヴァンと同様、ダンの身体も傷だらけである。 だからだろうか。 操縦者とヨロイの状態が重なったせいか、今のヴァンの脳は澄み切っていた。 痛みで意識が飛びそうだというのに、嵐のように思考が溢れていく。 エレナのこと、カギ爪の男のこと、エンドレス・イリュージョンで連んでいた連中のこと――――シャドームーンのこと。 C.C.が死んだ今、シャドームーンが最も古い付き合いの参加者になっている。 東條や縁と争いを始めようとしていた最中、シャドームーンは突然現れた。 サタンサーベルの奪還が目的だったようだが、最後は殺戮の限りを尽くしていった。 その後も何度か顔を合わせ、一時ではあるが肩を並べて戦ってもいた。 だが、結局は敵なのだ。 共闘することはあっても、決して仲間ではない。 最後には殺さなければいけない存在なのだ。 そして、その最後とは今だ。 銀の月との関係を清算するのは今なのだ。 「長過ぎたな」 寄り道をし過ぎた、と感じる。 シャドームーンも所詮は通過点であり、カギ爪の男に辿り着くまでの道程なのだ。 だから、ここで終わりにする。 言葉は必要ない。 シャドームーンとの関係の中にあるのは、結局のところ戦いだけだ。 他のオリジナル用のヨロイと違い、重火器は搭載されていない。 ヴォルケインのキャノンのような高威力の兵器もない。 ダンの武器はあくまで刀。 刀一筋で戦うのがダン・オブ・サーズデイなのだ。 「おい、アンタ」 「翠星石ですか?」 「そう、アンタだ」 あくまで名前で呼ばないヴァンに対し、翠星石は呆れたように溜息を吐く。 「少しだけでいい、アイツの動きを止めろ」 それだけ告げると、ダンは飛び去っていってしまう。 突然の申し出に翠星石は混乱するが、シャドームーンが跳躍するために膝を屈めているのが見えた。 「この辺でいいか」 ひたすら上昇を続けたダンは、高度二百メートルのところにいる。 シャドームーンの姿を認識できる最大限の高度を保った距離だ。 この距離から下降すれば、刀にも勢いが乗る。 シャドームーンの頑強な鎧を打ち破るには、もはやこれ以外の手段は無かった。 片腕で剣を振るっていても勝機は薄く、必殺の一撃を放つ必要があるのだ。 残った右腕で刀の柄を握り締め、ゆっくりと下界を見下ろすヴァン。 翠星石が奮闘しているようだが、まだシャドームーンの動きを止めるには至っていない。 待つ。 刃を下に向け、虎視眈々とシャドームーンの動きを追う。 刹那の隙も逃さぬよう、無言で刀を構え続ける。 先程までは溢れていた思考が、今はぴたりと鳴り止んでいた。 ヴァンの頭にあるのはたった一つだけ。 シャドームーンを殺す。 それだけだ。 「ッ!」 そして、その時は訪れる。 茨、蔦、花弁、黒羽の四つが同時にシャドームーンの四肢に絡み付いたのだ。 「チェエエエエエエエエエエスッ!!!!」 ブースターを最大出力で稼働。 強烈な推進力により機体が押され、ダンは瞬く間に空を駆け降りていく。 地上にいるシャドームーンを斬り殺すため、一騎当千の勢いで走り抜ける。 そして、刀を大きく振り被った。 二百メートルの距離は滑走路。 ここで助走を付け、飛行機が陸から飛び立つように相手を叩き斬る。 シャドービームで四肢を拘束していた物体を凪ぎ払うシャドームーン。 だが、遅い。 ダンは既に地上へと到達し、その刀を振り降ろしていた。 「トオオオオオオオオオオオオウッ!!!!」 サタンサーベルを振り翳し、ダンの一撃を受け止めるシャドームーン。 その瞬間、再び空間内を巨大な振動が襲う。 大地は悲鳴のように唸り声を上げ、大気はそれを克明に周囲へと伝達する。 巨大な金属の塊が二百メートルの高さから急降下したのだ。 シャドームーンであってもそれを易々と受け止めることはできない。 みしみしと強化外装・シルバーガードが軋みを上げる。 その身体は地面へとめり込んでいき、人工筋肉・フィルブローンからは蒸気が立ちこめる。 両手でサタンサーベルの柄を握り、さらにキングストーンのエネルギーを刀身へと送り込む。 エルボートリガーの超振動とキングストーンのエネルギーが加わり、サタンサーベルの威力は大きく向上する。 それでもまだシャドームーンの方が押されていた。 「こうでなくては……面白くないッ!」 今まで冷酷を貫いていたシャドームーンが、ここに来て興奮したように声を上げる。 生身で世紀王と渡り合った男が、今は創世王と化した自分を打ち倒そうとしているのだ。 自分が創世王を取り込んで成長したように、ヴァンも次々と新たな力を披露している。 創世王となっても敵が存在することが、シャドームーンは純粋に嬉しかった。 強者を完膚なきまでに叩きのめしてこそ、王の威厳は保たれるというものだ。 「シャドービームッ!!」 キングストーンにエネルギーを密集させ、螺旋状の光線として放射する。 ダンに避ける術はなく、機械の身体はあっという間に翠緑の光で呑まれていく。 今までの戦闘で装甲の大半が剥がれていたため、光線は直にその身体を苛んでいった。 「ぐああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」 電流が迸る音に紛れ、耳を覆いたくなるような絶叫が鳴り響く。 電気に近い性質を持つシャドービームは、ダンを通じてヴァンの肉体すらも破壊する。 掠っただけでも被害をもたらす光線が、途切れなく肉体にまとわりついているのだ。 意識は酩酊し、皮膚は爛れ、筋肉は痙攣し、血液は沸騰する。 強烈な電流によって神経繊維は焼き切れ、人間が感じることのできるあらゆる激痛がヴァンの全身を蝕んでいった。 「何故だ」 それなのに。 「何故、まだ私が押されている」 未だにヴァンの力は衰えない。 それどころか刀に込められた力はさらに増しつつあった。 「……何でかって、そんなの決まってんだろ」 シャドーチャージャーは途切れることなくシャドービームを発射し続けている。 ダンは全身から火花を飛び散らせ、至るところから黒煙を昇らせている。 この損傷具合で、創世王に勝る力を出せるわけがない。 マイティアイによる分析結果は完璧だったはずだ。 「お前を殺すために決まってるだろうがあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」 ピシリ、と音が鳴る。 その音源はダンの身体からでも、シャドームーンの身体からでも無かった。 音の正体、それは―――― 絶対に折れることのない、折れてはならない証。 ゴルゴムの、創世王の象徴。 魔剣・サタンサーベルに亀裂が入った音だった。 「馬鹿な!? サタンサーベルが折れるだと!!」 象徴は砕け散る。 サタンサーベルの刀身は根本から折れ、真っ二つになって宙を舞う。 そして―――― 「チェストオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」 サタンサーベルの防御を破った斬撃は、シャドームーンの装甲すらも斬り裂いた。 「ぐ……おおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!」 ダン・オブ・サーズデイは刀を象徴としたヨロイ。 故に斬れないものなど存在しない。 ダンの刀はシルバーガードを突き抜け、フィルブローンすらも一刀両断した。 シャドームーンは仮面の下から低い声を漏らし、おぼつかない足取りで後退していく。 傷口から火花と煙を飛び散らし、その度に銀色の破片が足下へと落ちていった。 たった一撃だが、その被害はあまりにも甚大。 創世王と化したシャドームーンですら、まともに立っていることができない。 「これで……全部終わりだ」 だが、それはヴァンにとっては最大の好機。 長過ぎた因縁を清算し、次に進むための好機なのだ。 十メートルほど背後へと下がり、突き出すように刀を腰に構えるダン。 そうして、再びブースターを点火。 G-ER流体と同色の青い光を噴出し、ダンはシャドームーンへと突進する。 今のシャドームーンは反撃も、迎撃も、回避も、防御すらもままならない。 「死いいいいいいいいいいいいいいいねええええええええええええええええッ!!!!!!」 多くの思いを乗せた刀が、ついに銀の月を突き抜ける。 ――――はずだった。 シャドームーンに刀が到達する直前、ダンの動きはピタリと停止してしまう。 ブースターの噴出も止み、身体から光が失われていく。 あと数センチでシャドームーンを串刺しにできるのに、ダンは刀を突き出したまま動かない。 まるで時間が止まっているようだ。 しかし、ダンの身体からは火花や煙が上がっている。 先程よりもその強さは増し、パチパチと音を鳴らしていた。 翠星石とつかさは、呆然としながらダンを見上げている。 「どうしたです、なんで動かないんです? あと少しであいつを殺せるじゃないですか」 ダンを見上げながら、翠星石は狼狽している。 あれだけシャドームーンを敵視していたヴァンが、何故この期に及んでトドメを刺さないのか。 翠星石はその理由を理解することができない。 ダンの瞳からは、燃え盛る炎のような赤は消えている。 だが、翠星石は気付かない。 つかさも気付かない。 気付いたのは、シャドームーンだけだった。 「……死んだか」 淡々とした口調でシャドームーンは言う。 ダンの刃は届かなかった。 今までの傷に加え、シャドービームを長時間も浴び続けたのが原因だ。 あと一歩、あと数センチのところで、ヴァンの命は尽き果てた。 操縦桿を握り締めながら、無職のヴァンは死んでいた。 時系列順で読む Back 叶えたい願い-翠星石 Next 叶えたい願い-北岡秀一 投下順で読む Back 叶えたい願い-翠星石 Next 叶えたい願い-北岡秀一 173 叶えたい願い-翠星石 志々雄真実 173 叶えたい願い-北岡秀一 シャドームーン 翠星石 柊つかさ 北岡秀一 ヴァン GAME OVER
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《せいじゃのこうしん》う゛ぁん 《聖者の行進》ヴァン 【分類】 神獣 種族 能力 【キャラクター設定】 個体名は『ヴァン・デラクトラ・フォビュア・リ・シュデリク』 外見年齢は20程度。 異常に若い外見をしているがその外見に似合わぬ落ち着いた物腰、言動等は途轍もない威厳を発揮する。 黒い髪に黒い瞳。術法『フルーツールフ』で外観を操作してる。 瞳の色は動脈の血のように真っ赤で、 髪の毛は銀色、中途半端なオールバックで、前髪を少し額の前に垂らしている。 つり目で眉は細く、普段は穏やかな表情をしているが、時折見せる冷たい視線は相手を萎縮させる。 時代に応じて身に付ける衣服を変えてきたが、近代では主に深紅のロングコート。 その深さは、一見して真っ黒に見えるほど。 長さは大体脚のくるぶしまで。前のボタンを閉じたら一見地面から生えたつつのように見えることもある。 一着時価数億円、あるいはそれ以上の価値を持つコート。 なぜなら、全体がカーボンナノチューブで作られた繊維で編み込まれているからである。 ふむ。ほう。なるほど。等溜めるセリフ多用。 熟考タイプ。言葉が古く、崩し言葉はあまり使わない。 少々茶目っ気がある、格下(他人)相手には真面目に取り合わない傾向あり。 【能力解説】 自身の血の霧が付着した物体に絶対遵守の命令を下せる。 令緋霧(れいひむ)。めいれいするひいろのきり。ミストマーチ。 夜の王、ノーライフキング、吸血鬼。 ヴァンの血を受けたり、ヴァンが血を吸ったりした相手はヴァンの忠実なしもべとなる。 本人の実力以上の力を発揮させたり出来る。 しかし相手がヴァン以上の力を元々から持っていると全くもって効果がない。 対人、対集団戦闘に非常に有用な能力である。 【備考】 この世に出現してすぐの時に人間に拾われ、育てられた。 父には子が無く、ヴァンは実の息子のように育てられた。 跡継ぎとしての英才教育、戦闘訓練を受けたが、元々ヴァンは人間ではなかったために戦闘力は、 ヴァンが十になる前にすでに領地の誰よりも強くなっていた。 純粋な身体能力は神獣随一。 【その他】 ★★★ ★★★ ★★★ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆
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ロヴ・ヴァン・ダム【Champion♂】 ★解説 阿修羅と指弾を操るチャンピオン。 危機のデスペナキングといえば彼である。デスペナにかけては他の追随を許さない。 転生90台で累計-50%という驚愕デスペナを叩き出した伝説をもつ。 その、死を恐れぬ大胆なスタイルから放たれる阿修羅は数々のMVPボスを沈めてきた。 デスペナリンピックがもし開催されていればメダル独占禁止法に触れてしまうもしれない。 余談だが、断じて・・・「ロブ・ヴァン・ダム」ではない。 名前の由来は、RVDの愛称で知られるアメリカ合衆国の某プロレスラーである。 ★名言集 「うぃー!」 「なんですとw」 「おういえ!」 「・・・」 「コンボ?なにそれ?」 「わあああw」 ★メンバーより一言 MVPが相手の狩りでも他人への気遣いが出来る人ですw -- サターナ (2008-03-18 11 27 43) 名前 コメント
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登録日:2011/02/09(水) 03 32 17 更新日:2024/03/07 Thu 18 51 10NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 8㌔ DdFF FF FF12 FF12RW FFTA2 FF主人公 KY …キンタロウ? ※主人公です アヤグ! ウァー!ウェミダー! オイヨイヨ オイヨイ語+←役者は成長しました オレア・バン タレ目 ティナの元カレ ハガレン パンネロの婿さん ヒュム ヒーロー ムセテンナヨ! ヴァン 主人公 俺呼ばれたー? 子供に優しい 小野賢章 武田航平 熟女の敵 癒し系 空気 空賊 紅音也 「別に強くなくったってさ。一緒に来たし―― 一緒に行くんだ」 FINAL FANTASY ⅩⅡの主人公。 種族:ヒュム 年齢:17歳(FF12本編時) 身長:170cm 出身地:ダルマスカ王国 声優:(無印版)武田航平 (海外版・インターナショナル版)ボビー・エドナー (DDFF)小野賢章 ダルマスカ王国に住む少年。 ■来歴 5年前に流行り病で両親を亡くし兄のレックスと共にパンネロの両親の世話になりながら暮らしていた。 パンネロの両親が亡くなった後はミゲロの世話になりながら同じ孤児達と共に生活していた。 2年前、レックスは祖国やヴァンのために兵士に志願しアルケイディア帝国と戦うが、バッシュとともに国王暗殺の謀反人に仕立てられ、その挙句自白のために魔法や薬による拷問を受けて廃人となって死んでしまった。 この出来事がヴァンに深い影を落とす事になる。 ■本編 2年後、王都ラバナスタに駐留する帝国兵相手にスリをする日々を送っていた矢先に、皇帝の三男ヴェインがダルマスカの執政官に就任。 そのパレードを見て、帝国に一泡吹かせるべく就任記念パーティーの夜に王宮内に潜入し、宝物を奪い取ろうと考える。 ダウンタウンのダラン爺の協力を得て王宮内に潜入し女神の魔石(破魔石)を盗むが、そこで同じく王宮内の宝を狙って潜入していたバルフレアとフランに遭遇。 さらにヴェイン暗殺を狙ったアーシェ率いるレジスタンスとの抗争に巻き込まれ、彼の運命は大きく変わっていく。 その後、生きていたバッシュから国王暗殺の真相を聞かされバッシュと和解。 そしてガリフの里でアーシェに自分の抱えていた思いを全て吐き出す。 彼の空賊の夢は、 兄の死、故国を蹂躙していく帝国、それに対して何もできない自分への苛立ち…… そうしたしがらみから逃れたくて自由の象徴たる空賊に憧れるようになった…… いわば仮初の夢だった……。 この出来事以降、彼はレックスの死を乗り越えて自らの道を歩み出す事を決意する。 過去を振り切り、力に執着しなくなった事で破魔石の見せるラスラの幻が見えなくなる。 「――違う。何も変わらないんだ。兄さんの恨みなんか晴れない。兄さんはもう――いないんだ!」 その後、紆余曲折の末に空中要塞バハムートで不滅なるもの(ヴェイン)を倒し、ダルマスカを救う。 1年後、自分の飛空艇を手に入れ当初の夢であった空賊にデビューし、旅立つところでFF12の物語は幕を閉じる。 ■ネタ 序盤のうちは主人公の存在感を発揮していたのだが、上のガリフの里のイベントの後はどんどん影が薄くなっていき、見せ場や敵との因縁等一般的な物語に不可欠な主人公の要素をバルフレアに持っていかれ、 シリアスなシーンでは重みのある発言を一応しっかり行っているものの正直あんまり目立たない…と、主人公なのに空気キャラと化してしまった。 さらに「フランは50年前に里を出た」という話を聞いた直後に「フランって何歳?」と本人に聞いたり、「バッシュが生きていることを公に知られるとまずい」と注意された直後に出会ったばかりのラーサーの前でバッシュの名を出したり等、空気を読まない発言も多々ある。 また武田航平氏の滑舌が悪く、帝国兵に襲われピンチになっているアーシェに向かって「飛び降りろ」と叫んだが、これが「オイヨイヨ」と聞こえた人が多く、それ以外にも空耳が多い。 そんなこんなで「空気主人公」「主人公(笑)」「オイヨイヨ」等の異名をつけられ、ネタキャラになってしまった。 それでも、FF12の物語はヴァンがいなければ始まっていなかったという点と、シリアス時の台詞はFF12のテーマを象徴しているものであるという点は忘れてはならない。 そういう意味では、彼は紛れもなく主人公なのである。 またストーリーの扱いは微妙でもキャラクター性能は主人公らしく万能で、ステータスはどれも平均以上。どのステータスを取っても全キャラ中1~3位というハイスペックキャラである。 そのステータスのおかげでどの武器とも相性が良く、攻撃役、盾役、魔法役、補助&回復役と何でもこなすことが出来る。 インター版では多少ステータスに調整が入ったもののハイスペックなのは相変わらずで、どのジョブを選んでも活躍できる。 ミストナックの技はレッドスパイラル、ディープハザード、メルトクリムゾン。 【FF12RW】 FF12のエンディングの続き。 浮遊大陸レムレースを舞台に再び戦いの渦へと巻き込まれていく。 今回も主人公だが、前作とは違ってちゃんと主人公…というか実際に幼い二人組や、成り行きで来たモブ達を纏める通称「お父さん」としての存在感を発揮し、空気主人公の汚名を見事に返上した。 しかし相変わらずKYで多少アホではあった。 【FFTA2】 味方キャラとして登場。 衣装が変化し、シャツを着込んでいる。 RWの後、パンネロと共に空賊として立派に成長し、名を騙る偽者が現れるほど有名になっている。 ジョブは空賊。 参入時期が遅く、スキルにもクセが強く扱いづらいが、トリッキーな専用スキルが使えるためにファンには嬉しい仕様。 【いたストSPシリーズ】 アーシェやクラウドらと共に3作とも登場している。 1作目の時点ではFF12が発売前だったのでプレイヤー専用キャラとして登場し、台詞は一言も喋らない。 【DFFシリーズ】 1作目では主人公なのにガブラスに枠を奪われ、無念の参戦ならず。 野村哲也氏曰く、「11と12はゲスト扱いなので主人公格はあえて外した」との事。 後の「ディシディアに出たかった」という武田航平氏の発言が一層無念さを物語っていた。 その後、2作目のDDFFが発表された。 その直前でエドナー氏が「ヴァンを演じたのは2度目」と発言したため、早々と参戦が期待されていた。 しかし今度は武田航平氏がブログで「ヴァンの出演はまだですか?」と発言し、今回も不参戦なのではという不安が漂い始めた。(この発言はすぐに削除されている) そして、ライトニング、カイン、ティファが発表された後の2010年11月中旬…… ついに正式に参戦が発表された! ところが…… まさかの声優変更!! 野村哲也氏曰く、「前事務所と折り合いが付かなかった」との事で公式サイトにその経緯が記されている。 新しい声優は小野賢章。分からない人はハリー・ポッターと言えば分かるはず。 スタッフ曰くイメージを損なわずに演じて貰っているそうな。何気に原作と声質が似ているので武田ファンも是非聞いてみよう。 コンセプトはスイッチアタッカー。 FF12のライセンスシステムを踏襲し、フリオニール同様複数の武器を使って戦う。 ブレイブ攻撃を繰り出すとその時に使った武器を装備した状態になり、この状態で別の武器のブレイブ攻撃を行うとスイッチ技というものが発動。 スイッチ技は武器によって性質が違い、多種多様の攻めができるのが肝。 HP攻撃はミストナックの融合技を小型化したもの。 EXモードはライセンスコンプリート!。 使用する武器がそれぞれFF12の最強のものに変化する。 EXバーストはおなじみのミストナック。 融合技のルミネッセンスで〆。 ホワイトアウト? 知らん! アナザーフォームは天野喜孝氏のイラストが元になった衣装。 サードフォームはFFTA2の衣装。 フォースフォームはFF12のキャラデザインを務めた吉田明彦氏描き下ろしの海賊風衣装。 ストーリーでは12回目の戦いに加わっており、仲間とはぐれた後にティナとケフカの揉め事を目撃。 カオス同士の内輪もめとしてスルーしようとしたが、戦いを拒むティナがケフカに一方的にやられているのを見かねて止めに入り、一瞬の隙を突いてティナを連れて退却する。 そしてティナを説得し彼女がコスモス側に加入するきっかけを与えた。 その後はライトニング達とともにイミテーションを封じる戦いに赴いていった。 残念なことに、本筋のストーリーでガブラスと対面することは一度もなかった。 なお、この時に代役として出演してくれた事に敬意を表してか、以後のディシディアシリーズでは小野氏の方がキャスティングされている。 2017年7月13日にはHDリマスター版が発売。 長らくヴァンへの思い入れを語っていた武田航平氏も念願の復帰となった。 続く2020年での『ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス』でもヴァンが参戦した際には武田氏による新録となっている。 「オレの項目を追記・修正するか、その答え。アーシェと行けばみつかると思う」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 破魔石関連は自分で悲しみやら何やらを自分で昇華して自分でストーリーに関わる要素をへし折ってるんだからなぁ… -- 名無しさん (2013-11-22 01 16 58) ↑へし折ってないだろ。大灯台のイベントを見ればちゃんとアーシェと一緒に立ち向かっている。自分でへし折ってるんじゃなくてEDでバルフレアに無理矢理へし折られてる。 -- 名無しさん (2013-11-22 01 34 02) 本編での扱いがあんまりだったんよ…脚本の被害者なんや彼は。 -- 名無しさん (2013-11-26 15 47 03) バルフレア贔屓の被害者 -- 名無しさん (2014-01-06 15 13 37) 前FFでカードゲー?みたいなCMが流れた時、無意識に「あ、オイヨイ…ヴァン」と言い間違えてしまった…ごめん。 -- 名無しさん (2014-05-14 12 06 43) ケフカ曰く将来スルメ食いながら子供に「勉強しろー」と言うタイプ。 -- 名無しさん (2014-05-14 12 11 40) アーケード版で武田航平に戻ると…いいなぁ(遠い目) -- 名無しさん (2015-11-13 00 47 54) 難しいだろうなぁ、事務所問題だと。 -- 名無しさん (2015-11-13 00 50 32) 成長した武田さんのヴァンの演技を聴いてみたかったって気持ちは解らなくもないけどさ。何かwikipediaでの記述とか意地でも小野さんのヴァンはあくまでディシディア限定!!代役に過ぎない!!って強調してる人が居てちょっと怖い。 -- 名無しさん (2016-04-15 19 37 29) ↑×3 残念、DFFACも小野賢章さんでした… -- 名無しさん (2016-04-15 21 53 10) HDリマスター版で追加シーンがあれば武田さんが久々に演じるかもね -- 名無しさん (2016-07-31 19 03 14) 正直、武田航平の露出が少なすぎて公式ですら黒歴史に従ってるのではという節が見えるのがつれぇわ -- 名無しさん (2018-03-17 04 29 22) カシラの前世の前世じゃねぇか!! -- by 北都の三馬鹿 (2018-09-18 20 39 01) 正直自分からオイヨイヨとネタにするのやめて欲しい。本気で「当時ネタにして申し訳なかった」といたたまれない気持ちになる。 -- 名無しさん (2018-11-03 02 41 11) んっ69位 ッケイ! -- 名無しさん (2020-03-30 02 58 51) ぶっちゃけ、物語開始時で愛人のいるFF主人公は珍しいと思う。 -- 名無しさん (2023-10-08 21 40 27) ↑そこまでレアでもないような…。ヒロインと物語の途中で出会って絆を深めていくのはFFに限らず物語の王道だが、本編開始時点のヴァンとパンネロが基準なら、フリオニール、セシル、ノクト、クライヴは最初から恋人持ち判定でいいんじゃね? 6と9の謳ってる全員主人公を採用するならカイエンとモグも入る。フライヤとロックあたりは判定ギリギリか -- 名無しさん (2023-10-08 22 40 33) ↑確かに…そうかもしれない… -- 名無しさん (2023-10-09 00 00 49) 名前 コメント
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DMID-01で登場した種族。 詳しくは以下。 作者:ヴァン 【文明】 自然 【命名ルール】 「~・○」 【多種族冠詞】 「昆冑 ~」 ○にはモチーフの昆虫の名前が入る。 自然文明に属する昆虫型の種族。 ジャイアントがなくなったジャイアント・インセクトで、種族カテゴリ以外ではタイニィ・クリーチャーの種族として使われる。 種族カテゴリとして、ジャイアント・インセクト、インセクト・コマンドに含まれている。 背景ストーリーでは革命編のパラレルワールドで登場。超小型のクリーチャー「タイニィ・クリーチャー」として、インセクト・コマンドと絆の力でドラグノイズに対抗している。 種族一覧 カードリスト:ヴァン
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【作品名】鋼の錬金術師 【ジャンル】漫画 【名前】ヴァン・ホーエンハイム 【属性】賢者の石を大量に取り込んだ者 【年齢】1934歳 【長所】ほぼ不死身 【短所】旅に出てるうちに息子に自宅を焼かれた 【備考1】享年 【備考2】ホーエンハイムは有史以前に彼の生まれたクセルクセス王国は滅亡していることが明らかになっており、 没年が「1914年」と語られている クルスクセスが滅んだのはホムンクルスが産まれた後であり まだフラスコの中で暮らしていた頃、「そう言えばずいぶん血を抜かれたな」とホーエンハイム(奴隷23号)が言っている この時のホーエンハイムは10代~20代前半くらいの外見だったため、ここでは計算しやすいようにお父様より20歳上とする 彼の20歳以上は年上なので1934歳以上 最低でも1934歳以上であり、これより数十~数百歳年喰ってる可能性もある vol.1 修正 vol.6 408 vol.6 430